クロスメディアコミュニケーション事例をご紹介します。
事例1:ホームページ+パンフレット+携帯サイトのクロスメディアで、導線設計&強みをカタチに!
事例1:ホームページ+パンフレット+携帯サイトのクロスメディアで、導線設計&強みをカタチに!ナルのQRを手軽に作成!
クライアントの要望(専門学校)
専門学校の「強み」をホームページやパンフレットで伝えきれていないことが悩み。また、広報予算の適正化を図りたい。
施策
STEP1.アクセス解析から、ホームページとパンフレットの役割分担を設計
従来のホームページとパンフレットには、ほとんど同じ情報が掲載されていました。
しかし、同じ情報を、2つの媒体で漫然と表現するだけでは費用もかさみますし、見る側にとってもつまらないものとなります。
私たちは、ホームページとパンフレットに、それぞれの役割を持たせ、効果的に学生募集をするにはどうすればよいか考え、以下の方針を固めました。
STEP2.方針をカタチに
STEP1で決めた方針に従って、以下のように制作しました。
- ホームページ
情報が詳しく掲載されている媒体。
強みをストレートに、ひと目でわかるように情報設計・デザインしました。 - パンフレット
卒業生インタビューをメインにすることで、じっくり読んでいただき、「自分もこうなりたい」という強い想いを抱いてもらえるように制作しました。
ポイント1.学校の強みを徹底アピール
制作前に、学校の持つ「強み」をリストアップし、明確化しました。YMCA英語・スポーツ専門学校には、他校にはないオリジナリティあふれるコース設定と、一流の講師陣という強みがあります。
ただし、景気の低迷する昨今、学費や就職・資格取得などのサポート体制も重視されています。
こうした「時代に即した強み」も大きく取り上げました。
ポイント2.ホームページとパンフレットの導線設計
あえてホームページから人気コンテンツを外し、パンフレットへ。
パンフレットを先に入手した方には、ホームページ側にスペシャルページを設け、閲覧してもらうよう、導線を作りました。
また、詳細情報はホームページにのみ掲載しています。
こうした導線設計をすることで、パンフレットのページ数を減らし、制作費用を縮減することに成功しました。
例えば、通信販売でも、ホームページだけ、紙だけを見た人よりも、両方見た人の方が購入単価が高い傾向にあります。
クロスメディア広報の大きな特徴です。
事例2:ホームページのアクセス数を増やしたい
クライアントの要望 (オフィス・ハウスクリーニング)
ホームページを作ってみたが、検索エンジンでなかなか検索されない。
アクセス数を増やし、ホームページからの問い合わせ数を増やしたい。
施策のステップ
STEP1.SEO対策
検索エンジンでの順位が低く見込顧客をホームページに誘導できていませんでした。
ページを増やして内部リンク数を多くするため、施工例を順次増やすことにしました。クライアントがタイムリーに情報を掲載できるように、ホームページをムーバブルタイプで作り直しを提案しました。ムーバブルタイプを導入すると、SEOに効果があるRSS配信・XMLサイトマップの作成などが簡単になります。
また、GoogleやYahoo!に登録することで、検索ロボットが効率よく巡回できるようにしています。
なお、施工例を多く掲載することは、見込顧客にクリーニング効果を納得してもらう手段にもなります。
STEP2.エリアポスティング
検索エンジンから認識され、検索結果の順位を上げるには時間が必要です。
その間、見込顧客に社名と業務内容をPRして知名度を高めるために、戸建て住宅が多い地域に絞って、ハウスクリーニングを案内する冊子をポスティングしました。 ハウスクリーニングの場合、お客様のご自宅に入るということもあり、単なる業務案内チラシだけではなかなか信用されません。ですから、お客様の心理的バリアを下げるため、家の中でも汚れやすい場所の掃除のコツを紹介するマンガ冊子を作成しました。マンガは通常の文章よりも手にとってもらいやすく、心理的なハードルが下がる効果があります。
また、冊子の最後には、社長の写真を掲載し、掃除に対する考え方を掲載することで、会社の姿勢を理解してもらえるように工夫しています。