筑波大学附属視覚特別支援学校 職業体験学習

2018年11月16日

11月16日、文京工場に筑波大学附属視覚特別支援学校の生徒をお迎えし、職業体験学習を開催しました。この職業体験学習は中学生を対象にした教育カリキュラムの一環で、勤労の尊さや創造することの喜びを体得し、職場経験などの職業や進路にかかわる啓発的な体験を得ると共に将来的な就労に必要な資質や能力について意識し、普段の学習や学校生活でもその体験を活かすという目的の下に行われています。

今回は中学三年の2名の生徒が印刷の仕組みを学び、製品ができるまでの工程を実際に見学し、最後はオリジナルのノートを創る体験をしていただきました。最初は緊張していた生徒たちでしたが、普段体験できない工程や珍しい機器を前に楽しげな会話が増えていき、積極的な学習姿勢がみられるようになりました。

オリジナルのノートは自分で表紙をデザインし、本文の罫線の幅も自分が使いやすいようにデザインしてもらいました。世界で一つしかない自分だけのノートを制作したことで、物づくりの楽しさを知っていただけたらと思います。共立速記印刷ではこの職業体験学習をこれからも積極的にお手伝いさせていただきたいと考えています。